谷口眼科
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眼瞼痙攣・片側顔面痙攣
―ボトックス注100による治療について―
 
「眼瞼痙攣(がんけんけいれん)」又は「片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)」とは、眼の周囲又は顔面の筋肉が異常に緊張して起こる病気です。この疾患に用いられる薬は、ボトックス注100と言います。この薬による治療を受ける際は、以下の点を十分理解していただき、ご納得の上で治療を受けてください。


作用について
 この薬は、ボツリヌス菌という細菌が作り出すA型ボツリヌス毒素の作用を利用します。
一般にボツリヌス菌は食中毒の原因として知られています。色々な研究の結果、この毒素を少量だけ、痙攣している筋肉に直接注射した場合、その筋肉が緩み痙攣が治まることがわかり、医薬品として利用されるようになりました。

効果について
 痙攣をおこしている眼輪筋に4−6カ所筋注し、5分程度で処置は完了します。注射の痛みはありますが、できるだけ細い注射針を用いて痛み軽減をはかっています。
 この薬1回の注射での効果は1週間程度であらわれ痙攣の症状を軽くし、通常3〜4ヶ月持続します。効果が無くなると再び痙攣の症状が起こってくるので、この薬は繰り返し投与する必要があります。

副作用について
 主なものは閉瞼不全、眼瞼下垂、頭痛、注射部位腫脹、顔面麻痺、兎眼、角膜炎、皮膚炎などです。 効き過ぎでおこるこれらの副作用は一時的であり、徐々に軽快します。

費用
 1割負担  約1万円程度 、 3割負担  約3万円程度



ボトックス療法は、所定の研修及びボトックス使用の認定を受けた医師のみしか施行できません。当院では、理事長・谷口、院長・元田がボトックス使用の認定を受けています。
日本におけるボトックスの正規取扱いは「グラクソ・スミスクライン社」が行っています。さらに詳しい「眼瞼痙攣」の情報は、同社ホームページ(http://btx-a.jp/kao/)をご覧ください。

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