医療法人永世会 谷口眼科

医療法人永世会 谷口眼科

患者様にやさしい、開かれた眼科医療をご提供いたします。
手術・レーザー治療を柱とした、高度な眼科医療をご提供いたします。

TANIGUCHI EYE CENTER

フェイキックIOL
(ICL、アルチフレックス・アルチザン)

適応

  • 18歳以上で、度数が過去1年安定していること
  • 十分な前房深度があること
  • 重度角膜疾患(特に円錐角膜)でないこと
  • 妊娠中あるいは出産直後でないこと

フェイキックIOL(眼内コンタクト)とは、白内障治療で使われるレンズと同じ素材で作成された人工レンズを目の中に挿入し、近視・遠視・乱視を矯正する治療法です。通常のコンタクトとは違って、ケアや交換の必要はなく、長期間視力を保つことが出来ます。最強度近視や強い乱視がある場合には、レーシックとの併用で、より一層の効果が期待できます。

レーシックとの違い

レーシックでは角膜にレーザーを照射し、そのカーブを調整することで近視や乱視を矯正します。しかし、治療できる近視などの度数に限界があり、角膜の強度を保つために、最強度近視の方や角膜が薄い方は手術そのものが行えない場合もあります。一方、フェイキックIOLは、角膜の厚さや近視の度数と関係なく手術することができます。また、手術後に万が一問題が生じた場合でも、レンズを取り出すことで眼の状態を元に戻すことができます。このため、角膜を削るレーシックに抵抗がある方、角膜厚が足りないためにレーシックが適応外となった方などに有効です。

白内障手術との違い

白内障手術では混濁した水晶体を取り除き、代わりに眼内レンズ(IOL)を挿入しますが、調節機能(近くも遠くも見えるようにピントを合わせる力)がなくなります。したがって、近くにピントを合わせた場合は遠用メガネを、遠くにピントを合わせた場合は近用メガネが必要になります。一方、フェイキックIOLは白内障手術を応用し、水晶体を残したまま眼内レンズを挿入します。水晶体はそのまま残るため、調節機能が温存されます。

手術の流れ

  1. 麻酔後、白目と黒目の間を数ミリ切開します。
  2. 切開部分からレンズを挿入し、回転させて固定します。

※一回の手術時間は、両眼で15分程度です。

フェイキックIOL 手術の流れ

使用するレンズについて

フェイキックIOLには、角膜と虹彩の間にレンズを挿入する「前房型」と虹彩と水晶体の間にレンズを挿入する「後房型」があります。

前房型フェイキックIOL

角膜と虹彩の間にレンズを挿入するオランダOPHTEC社のレンズです。FDA(アメリカ食品医薬品局)に認可されていますが、日本では未認可です。ARTISAN (アルチザン:光学部の素材がPMMA) PMMA)とARTIFLEX (アルチフレックス:光学部の素材がシリコン)の2種類のレンズがあり、それぞれの適応に応じて使用します。ARTIFLEXレンズは、素材が柔らかいため挿入時に折りたためる新型レンズで、切開創が小さい(3.2㎜)手術が可能です。一方、ARTISANレンズは、挿入時に折りたたむことが出来ませんが(切開創6㎜)、遠視や超高度近視用のレンズがあり、ARTIFLEXレンズよりも適用範囲が広いレンズです。

前房型フェイキックIOL

後房型フェイキックIOL

虹彩と水晶体の間にレンズを挿入するアメリカSTAAR Surgical社のICLというレンズです。FDA(アメリカ食品医薬品局)に認可されており、日本国内は、2010年2月に厚生労働省の認可を受けました。コラマー(CollamerR)というSTAAR社が独自に開発した素材から作られています。レンズが柔らかく折りたたむことが可能なため、切開創が小さい手術が可能です。また、近視用・遠視用のレンズがあり、度数も豊富なため適用範囲が広いレンズです。

後房型フェイキックIOL

手術にあたっては、レンズの供給元であるオランダOPHTEC社及びアメリカSTAAR Surgical社の使用免許が必要で、理事長の谷口亮がライセンスを取得しています。

ICL


STAAR Surgical社ライセンス
STAAR Surgical社 ICLライセンスSTAAR Surgical社 Toric ICLライセンス

OPHTEC社ライセンス
OPHTEC社ライセンス

費用(保険適応外)

フェイキックIOLは現在、保険適応ではありません。このため治療にかかる費用は自費となります。

術前検査 5万円
手術代 両眼 片眼
ICL 70万円 35万円
ICL乱視用 76万円 38万円
アルチフレックス 60万円 30万円
アルチフレックス乱視用 70万円 35万円
アルチザン 50万円 25万円